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5/6 イワサキクサゼミ初鳴! [日々の様子]

5月5日の「こどもの日」だった昨日、
センター木道でイワサキクサゼミの初鳴を確認しました!

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日本最小のセミということもあって、探すのはなかなか大変です…

今年のGWは良いお天気が続いたおかげで、
長い連休を「思う存分満喫した!」という方も多いのではないでしょうか?

期間中は、センターにもたくさんの来館者が足を運んでくれました!
お越しいただいた皆さま、どうもありがとうございました!

さて、来週5/10~5/16は「全国愛鳥週間」です。

センターでもクロツラヘラサギの写真展やトークイベントを企画しています!
興味のある方は、ぜひイベント情報もチェックしてみてくださいね!!


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4/23 気温上昇中!! [日々の様子]

予報では、今週はずぅ~っと曇りや雨のはずだったのですが、
いや~気持ちのいい晴れ間が続いています。

その天気にあわせて、気温も上昇中!!

気温が上がってくると活発になるのが、干潟の生きものたちです。

寒い冬を泥の中で過ごしていたトントンミーやカニたちがいっせいに顔を出し、
活き活きとした様子で、せっせと巣のお手入れをしています。

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ミナミトビハゼ(※トントンミーは沖縄の方言名です。)

ところで、トントンミーとカニの巣穴の違いってどこだか分かりますか?

実は、巣穴の形に違いがあって、
写真のようにえんとつみたいに上に伸びた巣穴がトントンミーです。
カニは、種類によって若干巣穴の形は違うのですが、基本は地面から下に穴を掘っています。

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ヤエヤマシオマネキ♂(※自分家の巣を手入れする時に出た泥を運んでいます。)

シオマネキの巣づくりも面白くて、自分の巣をつくる時に出た泥は、
なわばり争いしている相手の巣の近くに運んで捨てて、相手の邪魔をします。

巣作りが盛んな今の時期は、シオマネキの泥の砦が干潟のあちこちで観察できます。

木道でトントンミーやカニの観察するなら、これからの時期はおススメです。
ぜひ、センターの木道に遊びにきてくださいね~。






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12/18 久しぶりにいいお天気です! [日々の様子]

昨日までは、曇天とPM2.5の影響で、
どんよりとした重苦しいお天気が続いていましたが、

今朝は、とても気持ちの良いお天気です。

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木道沿いのヨシも風になびいて気持ちよさそう

不思議なもんで、お天気(というか光?)の具合で、
自然の見え方って全然違って見えるんですね。

今日は、どの生き物もとても活き活きと輝いています。
そうなると、今まで見えていなかった細部の変化まで見えるようになります。

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今年はもう咲き終わったと思っていた、イボタクサギの花を発見

「クサギ=臭い木」という名前とは対照的に、
白い花の先に長く伸びた、赤紫の雄しべと雌しべが印象的な可憐な花を咲かせます。

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木道沿いのメヒルギの種子も大分大きくなりました

こう言うと、世代を感じるかもしれませんが、
枝から垂れ下がるメヒルギの種子は、
私には、映画「シザーハンズ」のハサミの手にしか見えません。皆さんはいかがでしょうか?

テラスの下には、全長15cmくらいもある大きなオオジョロウグモの姿も。

実はこの子、木道に出るためのガラス戸のど真ん中に糸を張っていて、
利用者が通行できないと困るので、安全な場所に移動してもらったのです。

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テラスの下で頑張ってます。エサ捕れるかなぁ?

さてさて、よもや話はさておき、

明日は年内最後の野鳥観察会です。今回は開始時刻が9:00~といつもより早めです。
お天気はこの調子だと大丈夫そうですね。

クロツラヘラサギもようやく観察できました。
気温も少し下がったので、明日はどんな鳥に出会えるか今から楽しみです。

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遠いですが、ヘラサギ(左)とクロツラヘラサギ(右)




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ようやく干潟がにぎやかになってきました。 [日々の様子]

気がつけばあっという間に12月、とはいっても、まだ気温は20℃前後。
12月に入って半袖ででも少し汗ばむくらい…って、今年の気候は一体どうしたのでしょうか?

ちゃんと冬が訪れるのか少し不安になってきましたが、
センターのブログも半年も更新されていなかったなんて、今年はホントに少し異常なことだらけ?

なんて冗談はさておき、

そんな日々の中でも、ゆっくりではありますが季節はちゃんと冬に向かっているようです。

今年の漫湖は、10月から11月にかけてのシギチドリの渡来が少なくて、調査員の方もかなり心配していましたが、11月の中旬以降から、ようやく干潟がにぎわいをみせるようになりました。

ということで、今日の木道の様子を少しだけ皆様にお伝えしますね。

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木道入口の水路で、コサギとアオアシシギの2ショット

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モニタリングフィールド内で、羽繕いをするアカアシシギ

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こちらはアオアシシギ、イイ表情してますね~

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珍しく、ハマシギが4羽、モニタリングフィールド内で採餌していました。
満潮時だったからかな~?でも、珍しい

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マングローブにはギンムクドリも。今日初めて干潟に下りて採餌しているのを目撃しました!
今まで塒として利用しているだけだと思っていましたが、新しい発見です!

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伐採区で食事中のチュウサギ。私の印象では、チュウサギは嘴の奥が汚れていることが多い気が…

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あと、これ何だか分かります?カニの殻が粉々になった塊です

今年、特に目に付いたのですが、木道手すりなどいたるところにコレが落ちてます。
中には小さなボラの断片が混じっているモノもあったり、ず~っと気になっています。

糞?それともペリット?誰か答えを知っている人がいたら教えてください!


12月19日(土)9:00~11:00には、年内最後の野鳥観察会を予定しています。
参加ご希望の方は、気軽にお問い合わせください。

[予約・お問い合わせ] [電話]098-840-5121






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6/27 6月の調査結果 [日々の様子]

毎日、暑い日が続いていますね…。

6月のセンターはというと、

13日に行われた「チュラカーギ作戦」以降、夏場の団体シーズンのピークを迎え、毎日忙しい日々が続いています。

この時期、連日の干潟体験は結構体に堪えます…。

外でお仕事をされている方には、到底、頭が上がりませんね。
皆様、くれぐれも熱中症にはお気を付けください。

さて、ご報告がだいぶ遅くなってしまいましたが、6月14日(日)に行った野鳥調査の結果をご報告いたします。

○実施日:6月14日(日)
○調査時間:9:30~11:00 . 15:30~16:30 ※干潮 11:37
○天気:晴れ

○調査報告:今回も午前中の干潮時刻に合わせて調査を行いましたが、あまりの暑さのせいか、水鳥もほとんど観察できず、予定を変更して、潮が上がってくる夕方に追加で再調査を行いました。

シギ・チドリ類はほとんど渡去していて、チュウシャクシギやアカアシシギ、キアシシギなどがわずかに観察された程度です。

先月まで姿を見せていたクロツラヘラサギとヘラサギも見られませんでした。

豊見城城址麓からチーヤにかけてのマングローブ林内では、アカショウビンを2羽観察しました。

○確認された種:計18種

キジバト、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、チュウシャクシギ、アカアシシギ、アオアシシギ、キアシシギ、ミサゴ、コアジサシ、アカショウビン、シジュウカラ、シロガシラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、イソヒヨドリ、カワラバト※ (※印は外来種です。)

この他、調査の日は確認できませんでしたが、ヨシゴイ6/2、クロハラアジサシ6/3、オオバン6/4なども観察されています。

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6月4日の木道でカワセミを発見、今の時期は観察しやすいのでおススメです。

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小さな水たまりでテッポウエビを捕まえて食べてました

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何度も木の枝にテッポウエビを打ち突けて、ぐったりしたところで丸呑みしました

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クロハラアジサシは6月3日に初認、多い時は20羽観察した日も

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満潮時に、モニタリングフィールドでゆったり泳ぐオオバン

次回、7月の調査日は、7月11日(土)を予定しています。



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5/20 梅雨入りです。 [日々の様子]

今年もようやく梅雨入りしましたね。

昨日までの天気はどこへやら、
今日の午前11時、沖縄気象台が梅雨入りを発表したようです。

今日はとよみ小3年生の見学だったのですが、
朝からのあいにくの雨で、木道の見学はできなくなりとても残念でした。

梅雨が明けるしばらくの間は、団体対応も大変です。

さてさて、梅雨入りした漫湖ですが、先日もお伝えした通り、
クロツラヘラサギもヘラサギもまだ残っています。昨日はクロツラ1、ヘラサギ3でした。

どうやらこのまま夏を越しそうですね。

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左がクロツラヘラサギで、右がヘラサギです

こうやって並べるとホントに良く似ています。みなさんは違いが分かりますか?

一番分かりやすいのは、ヘラサギのビー玉のような目ですかね。

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嘴の色もクロツラヘラサギとは全然違いますね

逆に、クロツラヘラサギはその名の通り「黒い面」をしているので、
目ん玉のクリッとした感じはないです。

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まだ、嘴も短いし色も淡いのでどこか幼さが残ってます

昨日の朝は、潮が引くまでモニタリングフィールドで4羽そろって休んでいましたが、
お昼に潮が引くころ、気が付くといなくなっていました。

夕方、もう一度木道を見に行ってみましたが、残念ながら姿を確認できませんでした。が!?
クロツラヘラサギとはまったく関係ないのですが、木道で面白い場面に出会いました。

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ハチが一生懸命ゴミグモの仲間を捕食しているところ

必死に抵抗(巣にしがみつく)!?するクモを、巧みな足さばきで巣から切り離し、
まるで羽交い絞めするかのように抱えて連れ去って行きました。

それにしても、このハチのキラキラした瑠璃色は何なんでしょう!?
美しすぎるじゃありませんか!!

その美しさが余計に冷徹さや容赦なさを際立たせています。

あとで調べてみると、このハチは「ヤマトルリジガバチ」というハチで、本州から沖縄まで広く分布しているそうです。

センターにあった昆虫図鑑を引っ張ってみると、「クモを狩る」と載っていました。
しかも泥の巣をつくるというので驚きです。


日頃、鳥やカニばかりに目が行ってしまいがちですが、身近なところにこんなに面白い昆虫たちも生きているんですね。

いや~今日もまた、新たな発見があった一日でした。





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5/17 センターでも野鳥調査をはじめました! [日々の様子]

今月から、センターでも毎月1回、漫湖の野鳥調査を行うことになりました!

これまでも、日々の様子として鳥たちを紹介してきましたが、
それに加えて、毎月の調査結果もセンターのブログやホームページ、情報マップで報告していきますのでお楽しみに!!

それでは、今月の調査結果です!!

○実施日:5月16日(土)
○調査時間:10:00~13:00 ※干潮 11:53
○天気:晴れ

○調査報告:今回はキアシシギが12羽と一番目立ちました。オグロシギを1羽確認したほか、夏鳥のコアジサシも入ってきています。マングローブの伐採区では、クロツラヘラサギ2羽とヘラサギ1羽が仲良く羽を休めていました。1羽ですが、セイタカシギもまだ残っています。

○確認された種:計24種

キジバト、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ヘラサギ、クロツラヘラサギ、セイタカシギ、チュウシャクシギ、オグロシギ、アカアシシギ、アオアシシギ、キアシシギ、イソシギ、コアジサシ、ミサゴ、カワセミ、ハシブトガラス、リュウキュウツバメ、シロガシラ、ヒヨドリ、メジロ、イソヒヨドリ、カワラバト※、ガチョウ※ (※印は外来種です。)

この他、調査の日は確認できませんでしたが、5月に入ってキョウジョシギやコアオアシシギも観察されています。

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セイタカシギ:水路に沿って移動しながらエサを食べていました

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オグロシギ:成鳥の夏羽ほど羽の色が鮮やかじゃないので、まだ幼鳥?

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コアオアシシギ:アオアシシギよりも小さく、嘴も真っ直ぐで足も細長い印象

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コアジサシ:飛び回っていることの方が多いので、カメラで撮るのが難しい…

次回、6月の調査日は 6月14日(日)を予定しています。

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4/14 クロツラヘラサギがすぐそこに! [日々の様子]

火曜日の朝、出勤して望遠鏡を覗いてみると、
ダイサギに交ざって羽を休めるクロツラヘラサギを発見。

早速、とよみ大橋まで移動して写真を撮ってきました!!

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クロツラヘラサギはいつものポーズで休憩中。

朝はあまり時間が無かったのでゆっくり観察できませんでしたが、
しばらくは、2Fの展望室から様子を観ていました。

すると、ちょうどお昼過ぎ、2Fでお客様を案内しているときです、
クロツラヘラサギが一斉に飛び立つのが見えました。

「どこに行くんだろ~?」と思いながら行方を追っていると、
とよみ大橋を越えて木道のすぐ近くに下りるのが見えました。

そこで、もう一度カメラを持って木道に行ってみると…。
ものすごく近くでみんなエサを採っていました!

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予想以上に近かったので、驚かさないように距離を置いてしばし観察。


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ヘラサギも1羽確認できました。

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頭の飾り羽が風になびいてとても綺麗です。

この日のクロツラヘラサギは計7羽、そしてヘラサギが1羽確認でした。

1羽の成鳥を除いて、羽の様子から他はまだ若い個体のようでしたが、この中から今年も夏を越す子が出てくるのでしょうか?

今からチョット楽しみです。

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4月になりました!木道のまわりも新生活がスタートしています!! [日々の様子]

年度末の忙しさに追われてて、なかなかブログを更新できておりませんでした。
どうもスミマセン。

気持ちも新たに、これからまた一年、皆様に日々の様子をお届けしたいと思っておりますので、
どうぞよろしくお願いいたします。

さて、

4月に入って気温がぐんと上がり、あっという間に季節は「春」、世の中はすでに新年度を迎えていますが、木道周辺でもカニたちの新生活がスタートしています。

今日は、その様子を少し紹介します。

まずは、木道を歩いてすぐ見つかるタイワンアシハラガニ。

一生懸命に藻を食べています。
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その横では、同じく藻をついばむフタバカクガニの姿も。
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しばらく歩いていくとシオマネキもたくさん顔を出していました。

ベニシオマネキは寒さに強いほうなので、比較的早い時期から出ていました。
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とても立派なハサミを持ったヤエヤマシオマネキ、体の大きさよりもハサミの方がデカい…。
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少し目線を変えると…、

木道先っちょでは、いつものムナグロがまだ休んでます。いつ渡るのかな?
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ミナミトビハゼもたくさん跳ねてますよ~。
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ヒメヤマトオサガニも泡をブクブクさせて何かしています。
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気温がそれほど高くなかった少し前までは、し~んとして寂しかった木道も、
暖かくなると同時に、一気ににぎやかになりました。

なかには、この時期に良く目にする鮮やかな小さなカニたちもいます。

目元にアイシャドーを塗ったみたいにカワイイ。
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厚化粧?と言ったら怒られそうですが、全身美白なカニも!
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この鮮やかな小さなカニたちの正体は、実はシオマネキの子ガニです。

シオマネキのなかまは、小さい時に鮮やかな色をしていることがあります。
ほかにも全身「ブルー」や全身「オレンジ」な子ガニもいたりします。

脱皮して大きくなるにつれ、本来?の色になっていくので、
子ガニがたくさん活動している今の時期に、ぜひ木道を歩きながら探してみてください!




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1/6 新年あけましておめでとうございます・漫湖みんなでミュージアム作品展 [日々の様子]

新年あけましておめでとうございます。
今年も漫湖水鳥・湿地センターをよろしくおねがいします。

湿地センターの2015年は漫湖みんなでミュージアム受賞作品展からはじまりました。
ということで、2Fの受賞作品展特設会場には子どもたちの絵や写真、それに作文がずらり。

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今年は例年にも増して個性あふれる力作ぞろいという印象です。
子どもたちの作品を飾ると明るくなりますね。みなさんも是非お越しになってください。

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今年の初クロツラ。1/4夕方に木道から若い個体を観察しました。
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