9/10 みんなで水族館 撤収 [イベント]
9/10、漫湖みんなで水族館の片付け作業を行いました。
今年も大人ボランティアや水族館サポーター、地域の方々等たくさんの方のご協力をいただき、
無事に開催、終えることができました!
どうもありがとうございました!!
一部の魚は、専門家のご助言も頂きながら継続飼育しています。
まだ見ていない方は、ぜひセンターへ見に来てくださいね!
【片付けの様子】
展示していた魚は基本的にリリース。
川に放すときはラスカルと別れるスターリング(少年)の気持ちになりました。
器材の洗浄
ほぼピッカピカ
これで来年も開催できます
スタッフと大人ボランティア
Tさん、Mさん、Wさん、どうもありがとうございました!
今年も大人ボランティアや水族館サポーター、地域の方々等たくさんの方のご協力をいただき、
無事に開催、終えることができました!
どうもありがとうございました!!
一部の魚は、専門家のご助言も頂きながら継続飼育しています。
まだ見ていない方は、ぜひセンターへ見に来てくださいね!
【片付けの様子】
展示していた魚は基本的にリリース。
川に放すときはラスカルと別れるスターリング(少年)の気持ちになりました。
器材の洗浄
ほぼピッカピカ
これで来年も開催できます
スタッフと大人ボランティア
Tさん、Mさん、Wさん、どうもありがとうございました!
8/26~9/10 漫湖みんなで水族館 開催中 [イベント]
湿地センター特別企画展
「漫湖みんなで水族館」好評開催中です!
今年は19種のハゼ含む38種の魚を展示することができました(※今回採集した魚は35種)
ご協力くださった皆さま、どうもありがとうございました!
今日は準備から開催までの様子と漫湖の魚たちをまとめてご紹介します。
まずは去る8月19日、海水汲みと泳ぐ魚を中心に魚採集を行いました。
ひたすら投網を投げる水族館サポーターのFさん
この日はあいにくの雨、川が濁り、ごみや礫(れき)も多い漫湖では投網が破けてしまいそうでとても投げにくそうでした。
が、無事、多くの方に見て欲しいと思っていたドロクイやボラを採集することができました!
ドロクイ
(絶滅危惧種
(※注:漫湖のドロクイはリュウキュウドロクイとドロクイとの交雑個体の可能性有り)
カマヒレボラ
漫湖にはカマヒレボラ、コボラ、ボラなどボラの仲間が生息しています。
今年はカマヒレボラが特にたくさん採集されました。
第二背びれがカマのようなかたちをしているのが特徴です。ボラを研究しているFさん曰く、カマヒレボラをこんなに展示しているのは世界でココだけ!だそうです。
遠くで謎の釣り師・・・、ではなく、 大人ボランティア Tさんの姿も。
アジの仲間3種、ギンガメアジ、ロウニンアジ、オニヒラアジ(方言名 全部ガーラ)をたくさん釣って下さいました。
次の活動は8月25日でした。
大学院大学の前田先生をお招きして「水のなかの生きものたち」という夏休みイベントと併せて
大人ボランティアや子供エコクラブによる魚採集と最終的な水槽のセッティングを行いました。
スライドを使って沖縄の淡水魚について説明する前田先生
設置している水槽をみながら、ミニギャラリートーク
最後に皆さんからの質問を受け付けるQ&Aコーナーと、キャプションを設置しました。
イベントは9月10日までです。
あと7日!!
皆さまのご来館お待ちしていま~す。
Q&Aコーナー
インターン生が作ってくれたキャプション
お魚ポスターも好評販売中です。
(※協力金は漫湖の保全活動やボランティア活動にあてられます。)
※おまけ 夜の水族館の様子※
(漫湖の魚・エビのご紹介)
コンジキハゼ
頭は平べったく三角形、体は白っぽい色をしています。
めったに見ることができない希少な魚です。魚の研究者でもある上皇陛下が名前をお付けになられました。
カワヨウジ タツノオトシゴの仲間です。オスが子育てします。
オキナワフグ 毒があります。驚くと水を吸って腹を膨らませます。
ウチワハゼ 幼体は胸びれに白い帯があります。ほとんど石の隙間に隠れています。
フタスジノボリハゼ
キララハゼに似ていますが、鼻先が丸い、体が少し細長いなどの違いがあります。
シボリ オスが口の中で卵がふ化するまで守ります。目が赤く見えるときがあります。
テッポウエビ
ハゼが作った穴に住むことがあります。
センター木道でパチンパチンと音が聞こえたら、このエビのはさみの音です。
2個体飼育しているので、センター館内の水槽から聞こえるときもあります。
「漫湖みんなで水族館」好評開催中です!
今年は19種のハゼ含む38種の魚を展示することができました(※今回採集した魚は35種)
ご協力くださった皆さま、どうもありがとうございました!
今日は準備から開催までの様子と漫湖の魚たちをまとめてご紹介します。
まずは去る8月19日、海水汲みと泳ぐ魚を中心に魚採集を行いました。
ひたすら投網を投げる水族館サポーターのFさん
この日はあいにくの雨、川が濁り、ごみや礫(れき)も多い漫湖では投網が破けてしまいそうでとても投げにくそうでした。
が、無事、多くの方に見て欲しいと思っていたドロクイやボラを採集することができました!
ドロクイ
(絶滅危惧種
(※注:漫湖のドロクイはリュウキュウドロクイとドロクイとの交雑個体の可能性有り)
カマヒレボラ
漫湖にはカマヒレボラ、コボラ、ボラなどボラの仲間が生息しています。
今年はカマヒレボラが特にたくさん採集されました。
第二背びれがカマのようなかたちをしているのが特徴です。ボラを研究しているFさん曰く、カマヒレボラをこんなに展示しているのは世界でココだけ!だそうです。
遠くで謎の釣り師・・・、ではなく、 大人ボランティア Tさんの姿も。
アジの仲間3種、ギンガメアジ、ロウニンアジ、オニヒラアジ(方言名 全部ガーラ)をたくさん釣って下さいました。
次の活動は8月25日でした。
大学院大学の前田先生をお招きして「水のなかの生きものたち」という夏休みイベントと併せて
大人ボランティアや子供エコクラブによる魚採集と最終的な水槽のセッティングを行いました。
スライドを使って沖縄の淡水魚について説明する前田先生
設置している水槽をみながら、ミニギャラリートーク
最後に皆さんからの質問を受け付けるQ&Aコーナーと、キャプションを設置しました。
イベントは9月10日までです。
あと7日!!
皆さまのご来館お待ちしていま~す。
Q&Aコーナー
インターン生が作ってくれたキャプション
お魚ポスターも好評販売中です。
(※協力金は漫湖の保全活動やボランティア活動にあてられます。)
※おまけ 夜の水族館の様子※
(漫湖の魚・エビのご紹介)
コンジキハゼ
頭は平べったく三角形、体は白っぽい色をしています。
めったに見ることができない希少な魚です。魚の研究者でもある上皇陛下が名前をお付けになられました。
カワヨウジ タツノオトシゴの仲間です。オスが子育てします。
オキナワフグ 毒があります。驚くと水を吸って腹を膨らませます。
ウチワハゼ 幼体は胸びれに白い帯があります。ほとんど石の隙間に隠れています。
フタスジノボリハゼ
キララハゼに似ていますが、鼻先が丸い、体が少し細長いなどの違いがあります。
シボリ オスが口の中で卵がふ化するまで守ります。目が赤く見えるときがあります。
テッポウエビ
ハゼが作った穴に住むことがあります。
センター木道でパチンパチンと音が聞こえたら、このエビのはさみの音です。
2個体飼育しているので、センター館内の水槽から聞こえるときもあります。
8/3 マングローブ染め ~メッセージ入りバッグ作り~ [イベント]
漫湖自然学校、今年も始まりました!
新しい職員にとってはどっきどき、パッタパタの夏休みですがイベントの様子をご紹介します。
第一弾、マングローブ染め工房です。
この日は、大潮。早朝が満潮にあたり潮位が236cmと高め。
センターから見える景色も普段と違って面白かったです。
少々マニアックですが・・・、
センターから出て木道第一コーナーのところ、木道より上流側に潮が入ってきていました。
分かりますか?
木道の1段低いステップも浸水 水も心なしか(?)透き通っています。
センターも湖の上に浮かんでいるよう・・・。
現実に戻り、マングローブ染工房です。
講師はおなじみ並河先生
今年は環境保全のためのメッセージを描いたエコバッグを作りましょう、とご提案いただき、
レッツチャレンジ!
まずは色も使ってバッグにメッセージを描きます。
その間に染料(せんりょう)をグラグラ煮立てます。(職員がついて作業しています。ご安全に!)
原料はこちら
マングローブの樹皮(噛むほどに苦みが出ました)
赤茶というか琥珀色、ウイスキーの色みたい・・・と思っていたら・・・。
並河さん、なぜか味見。
とりあえず、みんなで少しだけ舐めてみました(※無味無臭でした。毒はないそうです。)
煮た汁に15分ぐらい浸けて取り出します。
絞った後に、焙煎(ばいせん)液につける作業をします。今回は2通りの焙煎方法から好きな色を選んでもらいました。
こちらは石灰焙煎チーム
こちらは鉄焙煎チーム
焙煎したあとに水ですすいで・・・
完成!!
カワセミの絵が上手でした
円もきれいに描けました。
鉄焙煎の色もきれいです。青いイラストが映えます。
最後にみんなで記念撮影
大人になるまで使ってね。
新スタッフ達はめでたく見習い認定を並河さんよりいただきました…汗)
精進してお待ちしております。
また来年お会いしましょう!!
新しい職員にとってはどっきどき、パッタパタの夏休みですがイベントの様子をご紹介します。
第一弾、マングローブ染め工房です。
この日は、大潮。早朝が満潮にあたり潮位が236cmと高め。
センターから見える景色も普段と違って面白かったです。
少々マニアックですが・・・、
センターから出て木道第一コーナーのところ、木道より上流側に潮が入ってきていました。
分かりますか?
木道の1段低いステップも浸水 水も心なしか(?)透き通っています。
センターも湖の上に浮かんでいるよう・・・。
現実に戻り、マングローブ染工房です。
講師はおなじみ並河先生
今年は環境保全のためのメッセージを描いたエコバッグを作りましょう、とご提案いただき、
レッツチャレンジ!
まずは色も使ってバッグにメッセージを描きます。
その間に染料(せんりょう)をグラグラ煮立てます。(職員がついて作業しています。ご安全に!)
原料はこちら
マングローブの樹皮(噛むほどに苦みが出ました)
赤茶というか琥珀色、ウイスキーの色みたい・・・と思っていたら・・・。
並河さん、なぜか味見。
とりあえず、みんなで少しだけ舐めてみました(※無味無臭でした。毒はないそうです。)
煮た汁に15分ぐらい浸けて取り出します。
絞った後に、焙煎(ばいせん)液につける作業をします。今回は2通りの焙煎方法から好きな色を選んでもらいました。
こちらは石灰焙煎チーム
こちらは鉄焙煎チーム
焙煎したあとに水ですすいで・・・
完成!!
カワセミの絵が上手でした
円もきれいに描けました。
鉄焙煎の色もきれいです。青いイラストが映えます。
最後にみんなで記念撮影
大人になるまで使ってね。
新スタッフ達はめでたく見習い認定を並河さんよりいただきました…汗)
精進してお待ちしております。
また来年お会いしましょう!!
2/2 開館15周年記念漫湖湿地祭り [イベント]
第8回沖縄県こども環境会議 [イベント]
7/8 チュラカーギ作戦!! [イベント]
台風8号の動き次第では開催が危ぶまれた「チュラカーギ作戦34」
今日無事に開催されました!!
暑い中、早朝からぞくぞくと集まる地域の皆さん
台風の心配はどこへやら?ジリジリと暑い日差しが照り付ける真夏日にもかかわらず、
今回も300名近くの参加者が集まり、約1時間かけて漫湖のゴミ拾いを行いました!!
干潟に入っての作業は装備も人一倍!!マングローブの稚樹抜き隊もお疲れ様です!!
木道周辺のごみは、マンボ(※センターボランティアの通称)のメンバーと
エコクラブのこどもたちを中心に回収しました。
以前から目について気になっていた、大きなスポンジのマットレスも回収することが出来ました!!
一見、軽そうに見えるマットも、水分を含んでいてメチャクチャ重い…
暑い中、チュラカーギ作戦に参加して頂き、
ごみ拾い&マングローブの稚樹抜きに協力してくれた皆様、本当にお疲れまでした。
だがしか~し!!
週明けには台風8号が接近する予報…
せっかくきれいにした干潟にまたごみがぁ…。
被害が大きくならない事を祈ります。
今日無事に開催されました!!
暑い中、早朝からぞくぞくと集まる地域の皆さん
台風の心配はどこへやら?ジリジリと暑い日差しが照り付ける真夏日にもかかわらず、
今回も300名近くの参加者が集まり、約1時間かけて漫湖のゴミ拾いを行いました!!
干潟に入っての作業は装備も人一倍!!マングローブの稚樹抜き隊もお疲れ様です!!
木道周辺のごみは、マンボ(※センターボランティアの通称)のメンバーと
エコクラブのこどもたちを中心に回収しました。
以前から目について気になっていた、大きなスポンジのマットレスも回収することが出来ました!!
一見、軽そうに見えるマットも、水分を含んでいてメチャクチャ重い…
暑い中、チュラカーギ作戦に参加して頂き、
ごみ拾い&マングローブの稚樹抜きに協力してくれた皆様、本当にお疲れまでした。
だがしか~し!!
週明けには台風8号が接近する予報…
せっかくきれいにした干潟にまたごみがぁ…。
被害が大きくならない事を祈ります。
5/27 特別授業&おとな・こどもボランティア活動 [イベント]
5月最後の週末、日曜日。今日はとにかく盛沢さん。
午前中は、OIST(沖縄科学技術学院大学)のニコラス・フリードマン博士の特別授業があり、
同じ時間帯には、木道ではおとなボランティアの皆さんとマングローブ林のゴミ拾い、
そして午後は、こどもエコクラブの活動…と、一日中フル回転です!!
まずは、フリードマン博士の特別授業。
現在、フリードマン博士はOISTで沖縄の”音の風景~サウンドスケープ~”を研究しています。
もちろん、鳥たちの鳴き声は”音の風景”を形づくる重要な要素です。
ここ漫湖も、その研究のフィールドになっていて、
漫湖で観察できる水鳥たちの鳴き声や湿地の音も研究に活かされています。
そんな最先端な音の研究について、博士本人から直にお話が聞けるということもあって、
沖縄県内の野鳥関係者や愛好家など、関心のある方々が集結!!
急遽決まったイベントにも関わらず、ホントに多くの方々にお集まりいただきました。
自身の研究について説明をするフリードマン博士。
都市の中にある湿地ということもあり、漫湖で集めた音の中には
水鳥の鳴き声や湿地の音だけでなく、車の音や夜間の暴走バイクの音など、様々な人工音が。
フリードマン博士の研究は、「漫湖などの都市部の自然では、そのような人工的な周辺音が、
野鳥のコミュニケーションにどうのような影響を及ぼしているのか?」等といった、
これまであまり研究されてきていない分野の研究ということもあり、
参加者は皆、真剣な眼差しで博士の話に聞き入っていました。
そして、それと並行して行ったおとなボランティアの活動では、
普段なかなか回収できない木道周辺のマングローブ林内と
モニタリングフィールドのゴミ拾いをしました。
木道先端に打ち寄せられたごみを一個一個拾い上げます
ちょうど先週が大潮だったこともあり、たくさんのごみがぁ…、
(※というか、ここは先月もきれいにごみ拾いしたはずなのに…)
とうことで、今日はいつもより範囲を拡げて干潟にも降りてガッツリ拾いました!!
いつもお手伝いしてくれる「こども番頭さん」も一緒に。
たった1時時間程度でこの量…、これ、皆さんどう思いますか?
それでもごみが散在する干潟を前に、
「まだまだ拾い続けたい」という気持ちに後ろ髪を引かれつつも、
空梅雨の暑さに圧倒され、ひとまずここでごみ拾いは撤収。
ひと休みした後お昼ご飯を急いで食べて、午後のこどもエコクラブの準備。
今日の活動メニューは、マングローブ探検と生き物採取&生き物観察の3コース。
今年度はじめての活動ということで、簡単なメンバー同士の自己紹介と
フィールドワークの注意事項などを話した後、いざマングローブの中へ。
この間草刈したおかげで、マングローブ林内へのアプローチが楽になりました。
探検後のセンター脇の水路では、男子と女子チームに分かれて生き物採取。
男子メンバーの面々には引き網をしてもらい、何が獲れるか調査です!!
慎重に進んでいくのですが、横から魚がはねて逃げていくのがおかしかったです(笑)
そんな慣れない作業の中にも、魚好きな男子面々ということもあり、
とにかく「何かを捕るぞ!!」という気持ちで引き網に挑戦している姿が素敵でした。
ボラが獲れた時はみんな大喜びでしたね!!
女子チームはタモ網で小さなハゼやエビ狙い。さぁ何が獲れるかな?
子どもたちが「カニが死んでるー!!」と騒いでいた、マングローブハシリイワガニの脱皮殻。
この後、とよみ大橋北の干潟まで移動し採取を続けた子どもたち。
この暑さで熱中症も心配でしたが、
疲れた表情の中に、「自分で捕まえた」という喜びと自信からくる達成感が滲み出ていました。
休憩後、捕まえてきた生き物は水槽に移し、しばし観察。
今日の調査結果は、魚の仲間が6種類、カニ・エビの仲間が8種類
魚はボラの仲間が一番多くて9匹。(※テラピアは全然捕れませんでした)
カニはやっぱりシオマネキの仲間が多かったです。(※なかには卵を抱えているメスも)
「何がいる~?」と、水槽に見入って一生懸命観察している子どもたち
こんな感じで、あっという間に5月最後の週末が終わりました。
来週から6月に突入します。いよいよ団体シーズンが始まりますね。
とりあえず明日は休館日、今日はぐっすり眠りたいと思いまーす!!
午前中は、OIST(沖縄科学技術学院大学)のニコラス・フリードマン博士の特別授業があり、
同じ時間帯には、木道ではおとなボランティアの皆さんとマングローブ林のゴミ拾い、
そして午後は、こどもエコクラブの活動…と、一日中フル回転です!!
まずは、フリードマン博士の特別授業。
現在、フリードマン博士はOISTで沖縄の”音の風景~サウンドスケープ~”を研究しています。
もちろん、鳥たちの鳴き声は”音の風景”を形づくる重要な要素です。
ここ漫湖も、その研究のフィールドになっていて、
漫湖で観察できる水鳥たちの鳴き声や湿地の音も研究に活かされています。
そんな最先端な音の研究について、博士本人から直にお話が聞けるということもあって、
沖縄県内の野鳥関係者や愛好家など、関心のある方々が集結!!
急遽決まったイベントにも関わらず、ホントに多くの方々にお集まりいただきました。
自身の研究について説明をするフリードマン博士。
都市の中にある湿地ということもあり、漫湖で集めた音の中には
水鳥の鳴き声や湿地の音だけでなく、車の音や夜間の暴走バイクの音など、様々な人工音が。
フリードマン博士の研究は、「漫湖などの都市部の自然では、そのような人工的な周辺音が、
野鳥のコミュニケーションにどうのような影響を及ぼしているのか?」等といった、
これまであまり研究されてきていない分野の研究ということもあり、
参加者は皆、真剣な眼差しで博士の話に聞き入っていました。
そして、それと並行して行ったおとなボランティアの活動では、
普段なかなか回収できない木道周辺のマングローブ林内と
モニタリングフィールドのゴミ拾いをしました。
木道先端に打ち寄せられたごみを一個一個拾い上げます
ちょうど先週が大潮だったこともあり、たくさんのごみがぁ…、
(※というか、ここは先月もきれいにごみ拾いしたはずなのに…)
とうことで、今日はいつもより範囲を拡げて干潟にも降りてガッツリ拾いました!!
いつもお手伝いしてくれる「こども番頭さん」も一緒に。
たった1時時間程度でこの量…、これ、皆さんどう思いますか?
それでもごみが散在する干潟を前に、
「まだまだ拾い続けたい」という気持ちに後ろ髪を引かれつつも、
空梅雨の暑さに圧倒され、ひとまずここでごみ拾いは撤収。
ひと休みした後お昼ご飯を急いで食べて、午後のこどもエコクラブの準備。
今日の活動メニューは、マングローブ探検と生き物採取&生き物観察の3コース。
今年度はじめての活動ということで、簡単なメンバー同士の自己紹介と
フィールドワークの注意事項などを話した後、いざマングローブの中へ。
この間草刈したおかげで、マングローブ林内へのアプローチが楽になりました。
探検後のセンター脇の水路では、男子と女子チームに分かれて生き物採取。
男子メンバーの面々には引き網をしてもらい、何が獲れるか調査です!!
慎重に進んでいくのですが、横から魚がはねて逃げていくのがおかしかったです(笑)
そんな慣れない作業の中にも、魚好きな男子面々ということもあり、
とにかく「何かを捕るぞ!!」という気持ちで引き網に挑戦している姿が素敵でした。
ボラが獲れた時はみんな大喜びでしたね!!
女子チームはタモ網で小さなハゼやエビ狙い。さぁ何が獲れるかな?
子どもたちが「カニが死んでるー!!」と騒いでいた、マングローブハシリイワガニの脱皮殻。
この後、とよみ大橋北の干潟まで移動し採取を続けた子どもたち。
この暑さで熱中症も心配でしたが、
疲れた表情の中に、「自分で捕まえた」という喜びと自信からくる達成感が滲み出ていました。
休憩後、捕まえてきた生き物は水槽に移し、しばし観察。
今日の調査結果は、魚の仲間が6種類、カニ・エビの仲間が8種類
魚はボラの仲間が一番多くて9匹。(※テラピアは全然捕れませんでした)
カニはやっぱりシオマネキの仲間が多かったです。(※なかには卵を抱えているメスも)
「何がいる~?」と、水槽に見入って一生懸命観察している子どもたち
こんな感じで、あっという間に5月最後の週末が終わりました。
来週から6月に突入します。いよいよ団体シーズンが始まりますね。
とりあえず明日は休館日、今日はぐっすり眠りたいと思いまーす!!
5/13 野鳥観察会を行いました!! [イベント]
今日は「母の日」ですね。
みなさんは、ちゃんとおかあちゃんに「日々の感謝の気持ち」伝えましか?
さて、
実は今日…、漫湖水鳥・湿地センターは15歳になしました!!
2003年5月13日に開館して以来、
たくさんの方に支えられ今日というこの日を迎えられました。
今後も、多くの方に親しまれる施設づくりを目指し、
「水鳥と湿地と人とをつなぐ場所」として、日々精進して参ります!!
そしてもう一つ、今日はなんと「世界渡り鳥の日」でもあるんですね!
ということで、
センターにとっては3つも「大事な日」が重なる珍しい一日でしたが、
今年度一発目の観察会を行いました。
午前中は幼児~低学年向けの野鳥観察会。
漫湖で見られる鳥の種類や見分け方、鳥の渡りなどについて説明
晴れて暑いくらいでしたが…(汗)、木道へ移動。
遠くで休んでいるクロツラヘラサギや、旅鳥のクロハラアジサシなどが観察できましたが、
全体的に水鳥は少なめ…。
一方、木道のマングローブの中からは、メジロやシジュウカラの賑やかなさえずりが
あちこちから聞こえていました。やっぱ、繁殖期ですね~。
写真では、望遠鏡が子どもに隠れて完全に見えませんが、クロツラヘラサギをみんなで観察
帰ってきたら、漫湖の野鳥観察シートに鳥シールを貼って、観察できた鳥のおさらい
最後は、記念にオリジナルの缶バッチを作っておみやげにしました。
やっぱり、子どもの描く絵ってステキですね
午後にも高学年~大人向けに少し内容を変えて観察会を行いましたが、
忙しくて記録写真を撮れず…。でも、参加者の皆さん楽しんでいるようでした!!
野鳥観察というと「双眼鏡や図鑑が無いと…」と、思っている方も多いと思いますが、
全然そんな必要はなく、むしろ道具が無くてもはじめられるのが野鳥観察の良いところです!!
今日は、そんなことも伝えつつ、
野鳥観察をきっかけに、身近な自然の大切に関心を持つお手伝いをしました。
ということで、『全国愛鳥週間』は~5月16日まで。
漫湖で水鳥を観察するのもいいですが、
今の時期は街中で見られる身近な鳥が観察におススメです!!
この機会に、普段気にしていない身近な鳥たちに少しだけ目を向けてみてはいかがですか?
その他、野鳥観察に関するギモン・しつもんも受け付けています。
鳥のことで何か???が出てきたら、漫湖水鳥・湿地センターでお待ちしています。
みなさんは、ちゃんとおかあちゃんに「日々の感謝の気持ち」伝えましか?
さて、
実は今日…、漫湖水鳥・湿地センターは15歳になしました!!
2003年5月13日に開館して以来、
たくさんの方に支えられ今日というこの日を迎えられました。
今後も、多くの方に親しまれる施設づくりを目指し、
「水鳥と湿地と人とをつなぐ場所」として、日々精進して参ります!!
そしてもう一つ、今日はなんと「世界渡り鳥の日」でもあるんですね!
ということで、
センターにとっては3つも「大事な日」が重なる珍しい一日でしたが、
今年度一発目の観察会を行いました。
午前中は幼児~低学年向けの野鳥観察会。
漫湖で見られる鳥の種類や見分け方、鳥の渡りなどについて説明
晴れて暑いくらいでしたが…(汗)、木道へ移動。
遠くで休んでいるクロツラヘラサギや、旅鳥のクロハラアジサシなどが観察できましたが、
全体的に水鳥は少なめ…。
一方、木道のマングローブの中からは、メジロやシジュウカラの賑やかなさえずりが
あちこちから聞こえていました。やっぱ、繁殖期ですね~。
写真では、望遠鏡が子どもに隠れて完全に見えませんが、クロツラヘラサギをみんなで観察
帰ってきたら、漫湖の野鳥観察シートに鳥シールを貼って、観察できた鳥のおさらい
最後は、記念にオリジナルの缶バッチを作っておみやげにしました。
やっぱり、子どもの描く絵ってステキですね
午後にも高学年~大人向けに少し内容を変えて観察会を行いましたが、
忙しくて記録写真を撮れず…。でも、参加者の皆さん楽しんでいるようでした!!
野鳥観察というと「双眼鏡や図鑑が無いと…」と、思っている方も多いと思いますが、
全然そんな必要はなく、むしろ道具が無くてもはじめられるのが野鳥観察の良いところです!!
今日は、そんなことも伝えつつ、
野鳥観察をきっかけに、身近な自然の大切に関心を持つお手伝いをしました。
ということで、『全国愛鳥週間』は~5月16日まで。
漫湖で水鳥を観察するのもいいですが、
今の時期は街中で見られる身近な鳥が観察におススメです!!
この機会に、普段気にしていない身近な鳥たちに少しだけ目を向けてみてはいかがですか?
その他、野鳥観察に関するギモン・しつもんも受け付けています。
鳥のことで何か???が出てきたら、漫湖水鳥・湿地センターでお待ちしています。
第7回沖縄県こども環境会議:Skypeをつかった交流 [イベント]
前回に引き続き、今年度のこども環境会議についての報告です。
今年度のこども環境会議では”Skypeをつかった他地域との交流”に挑戦してみました。
今回、交流のお願いを快諾して下さったのは鳥取県米子市にある”米子水鳥公園こどもラムサールクラブ”です。
最初に、米子水鳥公園で活動する子どもたちから中海とそこでの彼らの活動について紹介して頂きました。
「紹介の中で登場したコハクチョウの体重はどれくらいですか?」という質問に、「7kgです」と答えが返ってくると、沖縄の子どもたちからおーっという歓声が上がりました。沖縄ではそんな大きな鳥を野外で見ることはほとんどないですからね。
次に、沖縄からは宮古島の下地小学校の子どもたちから与那覇湾についての紹介です。
彼らのプレゼンテーションでは宮古島の素晴らしい自然環境について語られた後、与那覇湾の淡水化計画の話題が挙がりました。なんと、Skypeでお話しをしている鳥取県米子市の中海でもかつて淡水化計画があったそうです。
鳥取の中海と宮古島という遠く遠く離れた水辺・湿地がかつて同じ課題に直面し、それを乗り越え、現在ではラムサール条約に登録されていたのです。これはとても大きな発見でした。
最後に、
「沖縄の鳥といえば?」 → 「ヤンバルクイナ!」という質問をきっかけに、各地の子どもたちから沖縄の貴重な自然環境について、やんばる、久米島渓流の紹介、そして「冬になると中海にも沖縄にもやってくる貴重な水鳥といえば?」 → 「クロツラヘラサギ!」ということで漫湖湿地の紹介をしました。
とても充実し、楽しい交流となりました。
米子水鳥公園こどもラムサールクラブのみなさん、本当にありがとうございました!
今年度のこども環境会議では”Skypeをつかった他地域との交流”に挑戦してみました。
今回、交流のお願いを快諾して下さったのは鳥取県米子市にある”米子水鳥公園こどもラムサールクラブ”です。
最初に、米子水鳥公園で活動する子どもたちから中海とそこでの彼らの活動について紹介して頂きました。
「紹介の中で登場したコハクチョウの体重はどれくらいですか?」という質問に、「7kgです」と答えが返ってくると、沖縄の子どもたちからおーっという歓声が上がりました。沖縄ではそんな大きな鳥を野外で見ることはほとんどないですからね。
次に、沖縄からは宮古島の下地小学校の子どもたちから与那覇湾についての紹介です。
彼らのプレゼンテーションでは宮古島の素晴らしい自然環境について語られた後、与那覇湾の淡水化計画の話題が挙がりました。なんと、Skypeでお話しをしている鳥取県米子市の中海でもかつて淡水化計画があったそうです。
鳥取の中海と宮古島という遠く遠く離れた水辺・湿地がかつて同じ課題に直面し、それを乗り越え、現在ではラムサール条約に登録されていたのです。これはとても大きな発見でした。
最後に、
「沖縄の鳥といえば?」 → 「ヤンバルクイナ!」という質問をきっかけに、各地の子どもたちから沖縄の貴重な自然環境について、やんばる、久米島渓流の紹介、そして「冬になると中海にも沖縄にもやってくる貴重な水鳥といえば?」 → 「クロツラヘラサギ!」ということで漫湖湿地の紹介をしました。
とても充実し、楽しい交流となりました。
米子水鳥公園こどもラムサールクラブのみなさん、本当にありがとうございました!
第7回沖縄県こども環境会議 [イベント]
第7回沖縄県こども環境会議が7月15日(土)~16日(日)の一泊二日で開催されました。県内4カ所(下地小学校、久米島ホタレンジャー、大宜味小学校自然観察クラブ、漫湖水鳥・湿地センターこどもエコクラブ)で活動することもたちの交流と今後の湿地保全や生物保護のための意見交換が行われました。
こどもたちは、岸信氏のコーディネートのもと思い思いの考えを出し合いそれそれの湿地ごとに今後の決意を大会宣言文としてまとめました。
〈参加したこどもの感想〉
皆で話し合ったり、協力したりして仲良くなれた。それと久米島や漫湖、与那覇湾がどのような湿地なのかがわかった。これから、自分たちでゴミ拾いや、田んぼにビオトープをつくるなどをして、生物たちがたくさん住める環境にして楽しいにぎやかな所にしていきたいと思っています。
こどもたちは、岸信氏のコーディネートのもと思い思いの考えを出し合いそれそれの湿地ごとに今後の決意を大会宣言文としてまとめました。
〈参加したこどもの感想〉
皆で話し合ったり、協力したりして仲良くなれた。それと久米島や漫湖、与那覇湾がどのような湿地なのかがわかった。これから、自分たちでゴミ拾いや、田んぼにビオトープをつくるなどをして、生物たちがたくさん住める環境にして楽しいにぎやかな所にしていきたいと思っています。