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7/6 湿地センターグレイテスト・ヒッツ [気になる]

先日ラムサール条約の事務局からHandbook on Best Practices for the Planning, Design and Operation of Wetland Education Centres、日本語に訳すとしたら「湿地センターの計画・設計・運営事例集」という報告書が出ました。 英語と韓国語版がダウンロード可能です。

handbook.jpgどんなことが書いてあるかというと、いろんなことです↓

【目次】
・湿地教育センターの背景
・湿地教育センターの計画
・財政と予算の管理
・湿地センターの場所
・CEPA
・ボランティア
・持続可能なデザイン
・評価
・CPD

湿地センターも参考になることがかいていないかなと思って読んでみましたが、面白い。

最初の見出しが

"Do you need a wetland education centre?" (湿地センターは必要ですか?)

そして、その少し後の文章にはこういうのが

 "Adopting a ‘build it and they will come’ attitude will not guarantee success" (建物をつくったらお客さんはやってくるという姿勢ではうまくいかないかもしれません。)

と、この報告書は甘くないです。

湿地センターと一番関係深いであろうCEPAをとりあげた章にある「よくある教育プログラム以外も考えてみよう!」という部分では斬新なイベントが紹介されています。

(例)
・健康・フィットネス、「グリーン・ジム」
・瞑想と癒しのプログラム
・ダンス
・企業研修
・結婚式や他の家族の行事

グリーン・ジムってなんでしょうか?ダンスも面白そうだけど、どうやったらいいのかイメージがしづらいです。
湿地センターでも何か面白いことができたらいいですよね。

全体として実践的な内容の報告書です。
「計画を立てよう!その通りやろう!フィードバックしよう!」というPDCA的な流れが何回も登場して、これは大事だと思うし必要だよなとは思うのですが、ちょっと3名の職場で回していくていうのも難しいですね。
あとは、頭が痛いこともオブラートに包まないで、英語らしく直截的に表現されているところもまた面白いです。

いずれにせよ、参考になりそうな事例が数多く紹介されているので、全国の湿地センター関係者の皆さんにはご一読をおすすめします。

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