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6/15 自然講座「こうもりのうんち」を実施しました!! [イベント]

去った日曜日に自然講座「こうもりのうんち」を実施しました。

ここ数年、6月のイベントといえば「こうもりのうんち」!!というように定番になってきました。
このイベントの一番の良さはなんといっても間近でコウモリを観察できるところにあります。

この日も、沖縄こどもの国から、長年コウモリの飼育に携わってきた吉岡由恵さんと、オリイオオコウモリのジュンちゃんが遊びに来てくれました。

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今回参加したこどもたちは生きもの好きな子が多く、開始早々カバンから大きなノートを取り出し一生懸命メモをとったり、積極的に質問している姿がとても印象的でした。
やっぱり、大好きな生きものを前にして目を輝かせる子どもたちの姿を見るのは嬉しいものです。


さて、イベントの中身についてですが、前半は室内でコウモリについてのお勉強です。

勉強とはいっても、吉岡さんが準備してきた資料はどれも分かりやすく、子どもたちでも楽しくコウモリの生態について知ることができます。

ところで、みなさんはコウモリには大きく分けて二つのグループがあることを知っていますか?

1つは、おもに聴覚が発達し超音波を使って昆虫などの小動物を食べる小型コウモリと、超音波ではなく視覚を駆使し木の実や果実を食べるオオコウモリに分けることができます。
沖縄本島中南部の街中でもよく見かける体の大きいコウモリは後者のオオコウモリのなかまです。

また、同じ飛ぶ動物でも鳥とコウモリは「鳥類」と「哺乳類」というまったく別の仲間に分けられるということも、子どもたちにとっては新しい発見だったようです。
その二つの違いは「コウモリの手が人間と同じで5本指であることに対して、鳥は3本しかない」ということを骨を見比べて知ることができます。

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ほかにも、コウモリについてのおもしろい事実がたくさんでてきましたが、新しい発見があるたびに、こどもたちは「えっ~!!」と大声を出して驚いていました。

イベントの後半は、センター周辺を散策しながらコウモリのペリット(食べかす)を探すフィールドワークを行いました。

IMG_1308.JPG

この日は前日の雨のせいか、残念ながら思ったようにペリットを探すことはできませんでしたが、地面の上の古いモモタマナの実には食痕が残っていました。

IMG_1302.JPG

今の時期、コウモリたちもちょうど子育ての時期に入っているので、近くの公園や街路樹などでも比較的簡単に観察できます。お家のまわりでガジュマルやモモタマナなど実をつける木を探してみると、意外と近くにコウモリたちが暮らしていることに気づけると思います。


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