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7/13 クロツラヘラサギ 越夏

7/13 久しぶりにクロツラヘラサギを伐採区でみることができました。

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今日の気温は30℃。羽毛がちょっと暑そう。

そばにはアオアシシギも休んでいました。
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最近は、トントンミーの仔魚(しぎょ)も見ることができます。
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トントンミーの子ども
2cmぐらい?とても小さいです。満潮のときに流されないのか不思議です。

変わったトントンミーの巣も。
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穴が3つ。一番右の穴にカニが落っこちそう。(結局、落ちませんでした)

トントンミーの巣穴は2つのものが多く、泥の中で上部がアルファベットのY、下部がIのようなかたちをしているものが多いそうですが、たまに穴が3つのものも見かけます。

巣穴のかたちがなぜ煙突みたいなかたちになっているのか、はっきりとした理由は分かっていないそうです。もしかして、3つ目の穴はただの落とし穴かも・・・。

※追記:
トントンミーの巣穴の形状について、これまでの研究結果では①高い位置から海の水が入ることによってより多くの酸素を含んだ水を取り込むため、②海水が流れ込むのを少しでも遅くするため、などが理由として考えられているそうです。


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7/11 アオアシシギ来たる? [生きもの]

7/11 木道から生きもの観察を行いました。

地面をよく見るとカニがたくさんいます。
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つぶつぶを

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ズームイン

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ヒメヤマトオサガニ

ヒメヤマトオサガニは学名をMacrophthalmus banzai(マクロフタルムス バンザイ)といい、日本語の「バンザイ」がついています。求愛の時にハサミをバンザイするように高くあげることから、本土に多いヤマトオサガニと別種と気づかれ、その名前がつけられたそうです。
求愛はもう少し後なのか、今日はバンザイしている個体は少なかったです。

カニしかいない…、
と思いきや、切り株のそばにアオアシシギが2羽いました。

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冬羽です。渡りの第一陣でしょうか?

夕方、再確認したところ4羽のアオアシシギが餌を食べて歩き回っていました。

渡りはじめかどうか確認するために過去5年間のアオアシシギの飛来数を調べてみたところ、1~4個体でした(漫湖鳥獣保護区の調査結果より)。今年は多い方かもしれません。これからが楽しみです。

鳥がいない時も、木道からいろんな種類のカニやトンボなども見ることができます。
センターに来たら面白い生きものがいないか探してみてくださいね。

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リュウキュウシオマネキ カラフル

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ヒルギハシリイワガニ 満潮の時に木登りします。

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シモフリシオマネキ ドットがおしゃれ

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オキナワチョウトンボ 

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6/16 子どもエコクラブ トンボウォッチ! [生きもの]

6/16 、子どもエコクラブと大人ボランティアの活動を行いました。
今月は「湿地の生きもの」等についてスライドで勉強した後、ビオトープで生きもの調査です。

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カワセミの後姿

今回のターゲットはこちら!

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トンボのヤゴ


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講師のF先生が、トンボのヤゴや分類などを説明して下さいました。

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木道から見ることができたアオモンイトトンボのペア 


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タモ網を用いてトンボのヤゴを採取

顕微鏡でヤゴを観察して名前を調べた後、今回の結果をまとめました。

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今回、3地点に分かれて調査した結果、
ヤゴは、オオシオカラトンボ、タイリクショウジョウトンボ、アオモンイトトンボ、
成虫は、ハラボソトンボ、アオモンイトトンボ、タイリクショウジョウトンボ、リュウキュウベニイトトンボが確認できました。

あまり種類は出ませんでしたが、子供たちがこれを機にトンボや水辺域に興味を持ってくれると嬉しいです。講師の先生方、大人ボランティアの皆さん、お疲れさまでした!!

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休館日、スタッフ自宅で羽化したヤゴ

※補足※
実は、この日の前日は土砂降り。
スタッフ総出?で朝一番に水を池に引き込むための土砂除去を行いました。

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Before

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After 

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下流側の池に水くるとこんな感じです。

色々と課題はありますが、少しずつ記録や作業などしていきたいと思います。

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6/12 ゴミについて学ぼう [湿地センターの仕事]

6/12 夏、真っ盛り

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セミも鳴き始めました。

毎年、総合学習でセンターを利用して下さっている小学校の皆さんが、今年も来てくれました。
昨年、とても良かったので、今年もゴミ拾いをした後にゴミについての話を・・・、とご要望下さり、まずは皆でゴミ拾いです。

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いつもより少なかったそうですが、30分程でこの量は多いですね。
暑いなか、ゴミ拾いお疲れさまでした。

続いてスライドを用いて、Iさんがゴミの問題を説明。

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「プラスチックのゴミは、2000年経っても消えません」
「さあ、困ったぞ」

漫湖のゴミの話から世界のゴミ問題とその解決方法まで、幅広い内容でしたが、これからどんなことが出来るか考えるきっかけになってくれれば嬉しいです。

センターでは、通常の館内案内の他にも、可能な範囲でご希望に沿ったプログラムを提供しています。ご希望の方はぜひセンターまでお問い合わせ下さい。


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6/10 クロツラヘラサギとカワセミ求愛給餌 [日々の様子]


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クロツラヘラサギ3羽は伐採区でお休み中 ※右はアマサギです(6/13)

さて、先日(6/10)のお話です。

最近のカワセミ、ペアで飛んだり幼鳥がお散歩(散飛?)していたり、なんだかとっても楽しそう、と思っていたところ、休館日にCさんが劇的な瞬間を目撃しました。

それがこちら、

カワセミがいつものポイントで待っていて、

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まず、遠慮がちにオスが右側のメス近づき・・・、

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お魚(トントンミー?)をプレゼント

実はこの後は動画で撮られていて、ブログでお見せできないのが残念ですが、とりあえず受け取ってもらってました。

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プレゼント後 なぜか後ずさるオス

何だか幸せな気分になりました。

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ミナミオカガニも見ることができます。

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6/5 カワセミと水辺の生きもの [生きもの]

6/5 生きもの観察を行いました。

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カワセミ ずぶ濡れでカッコイイ

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クロツラヘラサギは木の上でお休み中

湿地センターといえば、鳥やカニ、トントンミーが人気ですが、実はセンター近くには淡水の湿地帯があり、カエルや昆虫などもたくさん生息しています。

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淡水の湿地帯

センターではこの一帯を"ビオトープ"と呼んでいます。

ビオトープという言葉は、本来「生き物の生息場所」を意味するので、正確には「人工ビオトープ池」または「人工ビオトープの川」と呼んだ方が正確ですが、長いので略して呼んでいます。
そんなことより、、
実は湿地センター周辺、沖縄島の市街地では、このような水辺域がとても少なくなっています!
そのため、このビオトープは今、水辺に住んだり、水辺で餌を食べる生き物にとってとても貴重な環境です。
(子供エコクラブでは、近々、こちらで水辺の生きもの調査を予定しています。)

例えばこちら

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ヌマガエル(方言名:アタビー、アタビチャー)
那覇市では、ほとんど見かけません。

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トンボのヤゴ(子ども) 
※名前のヒント:親も青いです。緩やかな流れや止水域を好みます。

その他にもいろいろな昆虫がいます。

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センターには、昆虫の図鑑や少しは虫の名前が分かるスタッフもいますので、面白い虫見つけたよ~!写真の昆虫の名前が気になる!という方は、ぜひセンターへ遊びに来てくださいね。

また、センター近くでこんないきもの見つけたよ~!という方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えて下さい。お待ちしていま~す。

(おまけ)
ぬり絵コンテストはじめました!
「本物そっくりで賞」と「がんばったで賞」、「オリジナリティー賞」「クロとトミー賞」があります。ご参加よろしくお願いします。

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ポストに入れて下さいね

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6/1 アカテノコギリガザミとゴミ [日々の様子]

6/1、センターの木道から生きもの観察とゴミ拾いをしました。

センター館内の水槽で大人気のアカテノコギリガザミ、木道近くで野生の個体を見ることができました。

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アカテノコギリガザミ

遠くに人気者の鳥も(遠い~)
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カワセミも見ることができます。いつもお世話になっているT先生によると、2回目の繁殖期に入っているのかもしれないねとのこと。温かく見守ってあげてください。

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カワセミ

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クロツラヘラサギは伐採区でお休み中

合間にゴミも少し拾いました。ゴミはお菓子の袋やカップ麺、ラジカセ(!)、色々です。

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センターでは、ゴミを拾うことと併せて、ゴミを家庭などから出さない&減らす工夫を考えるイベントをしたい!!と考えています。イベント開催の際は、ぜひご参加よろしくお願いしま~す。

<補足>
お休みの日に、ゴミ問題や出るゴミを減らす工夫を考える環境教育プログラム「買い物ゲーム」のワークショップに行ってきました!

楽しみながら学ぶことができるとても面白いプログラムでした。ぜひいつかセンターでも…!!(※沖縄リサイクル運動市民の会さん開発のプログラムです。)

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買い物ゲーム スーパー店長のMさんとファシリテーターのSさん

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野菜はばら売りオススメ

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ゴミ処理の流れ
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5/26 マングローブ林のごみ拾い [ボランティア]

5/26(日)は、新年度に入って最初の大人ボランティアの活動日。

年が明けてからの年度末の慌ただしさで手が回らなかった
木道周辺のマングローブ林内に溜まったごみをメンバーで回収しました。

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こんなところや、

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こんなところに溜まったごみを

1時間かけてみんなで回収。
それで集まったごみの量がこちら↓

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ペットボトルなどの生活ごみに混ざって、蛍光管やバイクのパーツなどのごみも…

実際、マングローブ林内の干潟の上でゴミ拾い作業するのは想像以上に大変です。
しかも漫湖で回収される漂着ゴミのほとんどは、周辺から流れ着く私たちの生活ごみです。

言い換えれば、漫湖の漂着ごみは、地域に住むみんなの意識が変われば解決に向かう問題であり、
適切にごみを捨てていれば、過酷な環境でのゴミ拾いもしなくて済むのです。

私たちは普段何気なくごみを捨ててしまいがちですが、
「捨てる」ことに対して、もう少しみんなで考えてみませんか?

大人ボランティアと一緒に漫湖のごみ拾いに参加してみたい方、
まだまだメンバー募集中です!

興味のある方はぜひ一度、センターまでお問い合わせください

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5/25 カラシラサギ現る [生きもの]

先日(5/22)のお話。

この日、来館者から「カラシラサギらしい鳥を撮影した」と情報が入りまして、
早速、いつもお世話になっているYさんに確認したところ、
「カラシラサギで間違いない」という回答を頂きました。

その方によると、18日(土)に漫湖に来た際に撮影したとの事。
まだ残っていることを期待して、センターでも探していましたが、
今日、ようやくセンターでも確認することができました。

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房状の冠羽が目立つカラシラサギ

撮影したのは、エコクラブのメンバーのK君。
本人曰く、「いつもと違う何か変なサギがいる」と思って撮ったそうですが、
事務所に帰って確認してみてカラシラサギだと分かりました。(※うらやまし~)

ちなみに今日は、きれいな夏羽のオグロシギの数が再び増え、
セイタカシギやクロツラヘラサギも、まだまだ滞在中。

梅雨の晴れ間の干潟の上は、まだまだにぎやかです。

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オグロシギの夏羽の赤味がかった綺麗な羽衣は、干潟の上で映えます

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今朝も計6羽が伐採区でお休み中、干潮になると各々エサを採っていました








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5/14 草刈り

6ヵ月ぶりにセンターから干潟までの草刈りを行いました。明日予定されている干潟体験プログラムでは、この道が大事なルートになります。

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Before 道具は鎌とノコギリと気合です。

強力な助っ人も加わり2時間後・・・。
出口が見えてきました!!

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After みどりの回廊の完成です。

干潟での体験学習(団体利用者向け)では、実際に干潟に入ることで、より近くで色々な生きものを見ることができます。ご希望の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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体験学習の杭にとまったカワセミ
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