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8/22 シベリアオオハシシギ! [生きもの]

先日、鳥に詳しい方から漫湖にシベリアオオハシシギが来ていますよ、と情報提供いただきました。

いつもお世話になっているYさんからも間違いない、珍しい鳥ですよ、とのこと。

図鑑によるとシベリアオオハシシギはロシアや中国の一部で繁殖、インドや東南アジアなどで越冬と、とても局所的な分布をしている鳥です。

見たい見たいと思っていたところ、本日、やっと木道から姿を見ることができました。

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写真が悪くてすみません…。写真中央にいます。

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他にもミサゴやアカアシシギ、アオアシシギなどを見ることができました。
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渡りの途中に漫湖に来た今年しか会えない、見ることができないかもしれない鳥たちだと思うと貴重に感じます。
皆さんも漫湖にぜひ鳥たちを見に来てください。センターにも遊びに来てくださいね。
お待ちしています!

※観察の際は、鳥への配慮をお願いします。

追記)
8/26から漫湖みんなで水族館(ミニ)もスタートします!
一部の魚たちはお披露目が始まっています。
こちらもよろしくお願いします!

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今年の水族館スタッフいち押し、カマヒレボラ!
こんなにたくさん展示しているのは、多分ここだけだそうです。
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7/27 クロツラヘラサギとゴイサギ [生きもの]

昨日、子どもエコクラブのKくんがクロツラヘラサギが4羽いたよ、と教えてくれました。

なかなか見ることができなかったのですが、本日、Mさんもモニタリングフィールドで発見!

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早速そーっと木陰から記念撮影・・・。

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と思ったら、あっさり気付かれました。

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でも、意外にリラックス

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くちばしは下から見るときれいなピンク

クロツラの他にも、昨日からセンター傍のビオトープ小河川にはゴイサギが来ています。

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ゴイサギの幼鳥(ホシゴイ)

ただ、このゴイサギの幼鳥、少しケガしているようです。
※見かけた方は、近づかずなるべく遠くからそっと見守ってあげてください※

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ゴイサギの成鳥もいました。(親?)

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幼鳥の近くで離れないコサギ。(友だち??)

ゴイサギは、沖縄の方言でユーガラサーとよばれています。鳴き声がカラスに似ていて夜(方言で夜≒ユー)などに声が聞こえることが由来だそうです。
暗いときにカラスの鳴き声が聞こえたら、あなたの近くにゴイサギがいるかも・・・。

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7/11 アオアシシギ来たる? [生きもの]

7/11 木道から生きもの観察を行いました。

地面をよく見るとカニがたくさんいます。
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つぶつぶを

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ズームイン

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ヒメヤマトオサガニ

ヒメヤマトオサガニは学名をMacrophthalmus banzai(マクロフタルムス バンザイ)といい、日本語の「バンザイ」がついています。求愛の時にハサミをバンザイするように高くあげることから、本土に多いヤマトオサガニと別種と気づかれ、その名前がつけられたそうです。
求愛はもう少し後なのか、今日はバンザイしている個体は少なかったです。

カニしかいない…、
と思いきや、切り株のそばにアオアシシギが2羽いました。

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冬羽です。渡りの第一陣でしょうか?

夕方、再確認したところ4羽のアオアシシギが餌を食べて歩き回っていました。

渡りはじめかどうか確認するために過去5年間のアオアシシギの飛来数を調べてみたところ、1~4個体でした(漫湖鳥獣保護区の調査結果より)。今年は多い方かもしれません。これからが楽しみです。

鳥がいない時も、木道からいろんな種類のカニやトンボなども見ることができます。
センターに来たら面白い生きものがいないか探してみてくださいね。

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リュウキュウシオマネキ カラフル

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ヒルギハシリイワガニ 満潮の時に木登りします。

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シモフリシオマネキ ドットがおしゃれ

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オキナワチョウトンボ 

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6/16 子どもエコクラブ トンボウォッチ! [生きもの]

6/16 、子どもエコクラブと大人ボランティアの活動を行いました。
今月は「湿地の生きもの」等についてスライドで勉強した後、ビオトープで生きもの調査です。

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カワセミの後姿

今回のターゲットはこちら!

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トンボのヤゴ


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講師のF先生が、トンボのヤゴや分類などを説明して下さいました。

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木道から見ることができたアオモンイトトンボのペア 


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タモ網を用いてトンボのヤゴを採取

顕微鏡でヤゴを観察して名前を調べた後、今回の結果をまとめました。

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今回、3地点に分かれて調査した結果、
ヤゴは、オオシオカラトンボ、タイリクショウジョウトンボ、アオモンイトトンボ、
成虫は、ハラボソトンボ、アオモンイトトンボ、タイリクショウジョウトンボ、リュウキュウベニイトトンボが確認できました。

あまり種類は出ませんでしたが、子供たちがこれを機にトンボや水辺域に興味を持ってくれると嬉しいです。講師の先生方、大人ボランティアの皆さん、お疲れさまでした!!

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休館日、スタッフ自宅で羽化したヤゴ

※補足※
実は、この日の前日は土砂降り。
スタッフ総出?で朝一番に水を池に引き込むための土砂除去を行いました。

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Before

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After 

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下流側の池に水くるとこんな感じです。

色々と課題はありますが、少しずつ記録や作業などしていきたいと思います。

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6/5 カワセミと水辺の生きもの [生きもの]

6/5 生きもの観察を行いました。

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カワセミ ずぶ濡れでカッコイイ

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クロツラヘラサギは木の上でお休み中

湿地センターといえば、鳥やカニ、トントンミーが人気ですが、実はセンター近くには淡水の湿地帯があり、カエルや昆虫などもたくさん生息しています。

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淡水の湿地帯

センターではこの一帯を"ビオトープ"と呼んでいます。

ビオトープという言葉は、本来「生き物の生息場所」を意味するので、正確には「人工ビオトープ池」または「人工ビオトープの川」と呼んだ方が正確ですが、長いので略して呼んでいます。
そんなことより、、
実は湿地センター周辺、沖縄島の市街地では、このような水辺域がとても少なくなっています!
そのため、このビオトープは今、水辺に住んだり、水辺で餌を食べる生き物にとってとても貴重な環境です。
(子供エコクラブでは、近々、こちらで水辺の生きもの調査を予定しています。)

例えばこちら

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ヌマガエル(方言名:アタビー、アタビチャー)
那覇市では、ほとんど見かけません。

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トンボのヤゴ(子ども) 
※名前のヒント:親も青いです。緩やかな流れや止水域を好みます。

その他にもいろいろな昆虫がいます。

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センターには、昆虫の図鑑や少しは虫の名前が分かるスタッフもいますので、面白い虫見つけたよ~!写真の昆虫の名前が気になる!という方は、ぜひセンターへ遊びに来てくださいね。

また、センター近くでこんないきもの見つけたよ~!という方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えて下さい。お待ちしていま~す。

(おまけ)
ぬり絵コンテストはじめました!
「本物そっくりで賞」と「がんばったで賞」、「オリジナリティー賞」「クロとトミー賞」があります。ご参加よろしくお願いします。

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ポストに入れて下さいね

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5/25 カラシラサギ現る [生きもの]

先日(5/22)のお話。

この日、来館者から「カラシラサギらしい鳥を撮影した」と情報が入りまして、
早速、いつもお世話になっているYさんに確認したところ、
「カラシラサギで間違いない」という回答を頂きました。

その方によると、18日(土)に漫湖に来た際に撮影したとの事。
まだ残っていることを期待して、センターでも探していましたが、
今日、ようやくセンターでも確認することができました。

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房状の冠羽が目立つカラシラサギ

撮影したのは、エコクラブのメンバーのK君。
本人曰く、「いつもと違う何か変なサギがいる」と思って撮ったそうですが、
事務所に帰って確認してみてカラシラサギだと分かりました。(※うらやまし~)

ちなみに今日は、きれいな夏羽のオグロシギの数が再び増え、
セイタカシギやクロツラヘラサギも、まだまだ滞在中。

梅雨の晴れ間の干潟の上は、まだまだにぎやかです。

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オグロシギの夏羽の赤味がかった綺麗な羽衣は、干潟の上で映えます

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今朝も計6羽が伐採区でお休み中、干潮になると各々エサを採っていました








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5/3 オグロシギ [生きもの]

5/3 朝(9:20~9:24)、センターの木道から鳥を観察しました。

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今日は8羽のオグロシギがいました。

オグロシギはオス(♂)とメス(♀)で体の大きさや色がちがうことが知られています。
こうしたオスとメスの違いを性的二型といいます。
よーく観察すればきっとちがいを見つけられるはず。

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3/16 カワセミの求愛給餌 [生きもの]

3/16 夕方、K Tくんがカワセミの求愛給餌の撮影に成功しました!


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3/5 ソリハシセイタカシギ [生きもの]

3/5 夕方(16:30頃)、鳥の専門家Tさんがソリハシセイタカシギを発見したと教えて下さいました。

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1/27 世界一斉クロツラヘラサギ調査2019 [生きもの]

本日、1月27日の午前10時半頃、漫湖には3羽のクロツラヘラサギがいました。
木道のすぐ近くです。

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2019年の1月25~27日は世界一斉クロツラヘラサギ調査の期間です。
この期間に、クロツラヘラサギが冬を過ごす東アジアの各国で個体数のカウントが行われます。

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[撮影]K.Tくん

1990年代はじめ、クロツラヘラサギは地球上に300羽以下しかいないと考えられていました。
昨年、2018年1月に実施された調査では、各国の総計として3941羽が記録されています。
実に、過去30年間で13倍以上に増加したと推定されています。
これは、東アジア各国でのクロツラヘラサギを守る活動なくして成しえないものです。

はたして、今年の調査結果はどのようなものになるのでしょうか?

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