5/27 特別授業&おとな・こどもボランティア活動 [イベント]
5月最後の週末、日曜日。今日はとにかく盛沢さん。
午前中は、OIST(沖縄科学技術学院大学)のニコラス・フリードマン博士の特別授業があり、
同じ時間帯には、木道ではおとなボランティアの皆さんとマングローブ林のゴミ拾い、
そして午後は、こどもエコクラブの活動…と、一日中フル回転です!!
まずは、フリードマン博士の特別授業。
現在、フリードマン博士はOISTで沖縄の”音の風景~サウンドスケープ~”を研究しています。
もちろん、鳥たちの鳴き声は”音の風景”を形づくる重要な要素です。
ここ漫湖も、その研究のフィールドになっていて、
漫湖で観察できる水鳥たちの鳴き声や湿地の音も研究に活かされています。
そんな最先端な音の研究について、博士本人から直にお話が聞けるということもあって、
沖縄県内の野鳥関係者や愛好家など、関心のある方々が集結!!
急遽決まったイベントにも関わらず、ホントに多くの方々にお集まりいただきました。
自身の研究について説明をするフリードマン博士。
都市の中にある湿地ということもあり、漫湖で集めた音の中には
水鳥の鳴き声や湿地の音だけでなく、車の音や夜間の暴走バイクの音など、様々な人工音が。
フリードマン博士の研究は、「漫湖などの都市部の自然では、そのような人工的な周辺音が、
野鳥のコミュニケーションにどうのような影響を及ぼしているのか?」等といった、
これまであまり研究されてきていない分野の研究ということもあり、
参加者は皆、真剣な眼差しで博士の話に聞き入っていました。
そして、それと並行して行ったおとなボランティアの活動では、
普段なかなか回収できない木道周辺のマングローブ林内と
モニタリングフィールドのゴミ拾いをしました。
木道先端に打ち寄せられたごみを一個一個拾い上げます
ちょうど先週が大潮だったこともあり、たくさんのごみがぁ…、
(※というか、ここは先月もきれいにごみ拾いしたはずなのに…)
とうことで、今日はいつもより範囲を拡げて干潟にも降りてガッツリ拾いました!!
いつもお手伝いしてくれる「こども番頭さん」も一緒に。
たった1時時間程度でこの量…、これ、皆さんどう思いますか?
それでもごみが散在する干潟を前に、
「まだまだ拾い続けたい」という気持ちに後ろ髪を引かれつつも、
空梅雨の暑さに圧倒され、ひとまずここでごみ拾いは撤収。
ひと休みした後お昼ご飯を急いで食べて、午後のこどもエコクラブの準備。
今日の活動メニューは、マングローブ探検と生き物採取&生き物観察の3コース。
今年度はじめての活動ということで、簡単なメンバー同士の自己紹介と
フィールドワークの注意事項などを話した後、いざマングローブの中へ。
この間草刈したおかげで、マングローブ林内へのアプローチが楽になりました。
探検後のセンター脇の水路では、男子と女子チームに分かれて生き物採取。
男子メンバーの面々には引き網をしてもらい、何が獲れるか調査です!!
慎重に進んでいくのですが、横から魚がはねて逃げていくのがおかしかったです(笑)
そんな慣れない作業の中にも、魚好きな男子面々ということもあり、
とにかく「何かを捕るぞ!!」という気持ちで引き網に挑戦している姿が素敵でした。
ボラが獲れた時はみんな大喜びでしたね!!
女子チームはタモ網で小さなハゼやエビ狙い。さぁ何が獲れるかな?
子どもたちが「カニが死んでるー!!」と騒いでいた、マングローブハシリイワガニの脱皮殻。
この後、とよみ大橋北の干潟まで移動し採取を続けた子どもたち。
この暑さで熱中症も心配でしたが、
疲れた表情の中に、「自分で捕まえた」という喜びと自信からくる達成感が滲み出ていました。
休憩後、捕まえてきた生き物は水槽に移し、しばし観察。
今日の調査結果は、魚の仲間が6種類、カニ・エビの仲間が8種類
魚はボラの仲間が一番多くて9匹。(※テラピアは全然捕れませんでした)
カニはやっぱりシオマネキの仲間が多かったです。(※なかには卵を抱えているメスも)
「何がいる~?」と、水槽に見入って一生懸命観察している子どもたち
こんな感じで、あっという間に5月最後の週末が終わりました。
来週から6月に突入します。いよいよ団体シーズンが始まりますね。
とりあえず明日は休館日、今日はぐっすり眠りたいと思いまーす!!
午前中は、OIST(沖縄科学技術学院大学)のニコラス・フリードマン博士の特別授業があり、
同じ時間帯には、木道ではおとなボランティアの皆さんとマングローブ林のゴミ拾い、
そして午後は、こどもエコクラブの活動…と、一日中フル回転です!!
まずは、フリードマン博士の特別授業。
現在、フリードマン博士はOISTで沖縄の”音の風景~サウンドスケープ~”を研究しています。
もちろん、鳥たちの鳴き声は”音の風景”を形づくる重要な要素です。
ここ漫湖も、その研究のフィールドになっていて、
漫湖で観察できる水鳥たちの鳴き声や湿地の音も研究に活かされています。
そんな最先端な音の研究について、博士本人から直にお話が聞けるということもあって、
沖縄県内の野鳥関係者や愛好家など、関心のある方々が集結!!
急遽決まったイベントにも関わらず、ホントに多くの方々にお集まりいただきました。
自身の研究について説明をするフリードマン博士。
都市の中にある湿地ということもあり、漫湖で集めた音の中には
水鳥の鳴き声や湿地の音だけでなく、車の音や夜間の暴走バイクの音など、様々な人工音が。
フリードマン博士の研究は、「漫湖などの都市部の自然では、そのような人工的な周辺音が、
野鳥のコミュニケーションにどうのような影響を及ぼしているのか?」等といった、
これまであまり研究されてきていない分野の研究ということもあり、
参加者は皆、真剣な眼差しで博士の話に聞き入っていました。
そして、それと並行して行ったおとなボランティアの活動では、
普段なかなか回収できない木道周辺のマングローブ林内と
モニタリングフィールドのゴミ拾いをしました。
木道先端に打ち寄せられたごみを一個一個拾い上げます
ちょうど先週が大潮だったこともあり、たくさんのごみがぁ…、
(※というか、ここは先月もきれいにごみ拾いしたはずなのに…)
とうことで、今日はいつもより範囲を拡げて干潟にも降りてガッツリ拾いました!!
いつもお手伝いしてくれる「こども番頭さん」も一緒に。
たった1時時間程度でこの量…、これ、皆さんどう思いますか?
それでもごみが散在する干潟を前に、
「まだまだ拾い続けたい」という気持ちに後ろ髪を引かれつつも、
空梅雨の暑さに圧倒され、ひとまずここでごみ拾いは撤収。
ひと休みした後お昼ご飯を急いで食べて、午後のこどもエコクラブの準備。
今日の活動メニューは、マングローブ探検と生き物採取&生き物観察の3コース。
今年度はじめての活動ということで、簡単なメンバー同士の自己紹介と
フィールドワークの注意事項などを話した後、いざマングローブの中へ。
この間草刈したおかげで、マングローブ林内へのアプローチが楽になりました。
探検後のセンター脇の水路では、男子と女子チームに分かれて生き物採取。
男子メンバーの面々には引き網をしてもらい、何が獲れるか調査です!!
慎重に進んでいくのですが、横から魚がはねて逃げていくのがおかしかったです(笑)
そんな慣れない作業の中にも、魚好きな男子面々ということもあり、
とにかく「何かを捕るぞ!!」という気持ちで引き網に挑戦している姿が素敵でした。
ボラが獲れた時はみんな大喜びでしたね!!
女子チームはタモ網で小さなハゼやエビ狙い。さぁ何が獲れるかな?
子どもたちが「カニが死んでるー!!」と騒いでいた、マングローブハシリイワガニの脱皮殻。
この後、とよみ大橋北の干潟まで移動し採取を続けた子どもたち。
この暑さで熱中症も心配でしたが、
疲れた表情の中に、「自分で捕まえた」という喜びと自信からくる達成感が滲み出ていました。
休憩後、捕まえてきた生き物は水槽に移し、しばし観察。
今日の調査結果は、魚の仲間が6種類、カニ・エビの仲間が8種類
魚はボラの仲間が一番多くて9匹。(※テラピアは全然捕れませんでした)
カニはやっぱりシオマネキの仲間が多かったです。(※なかには卵を抱えているメスも)
「何がいる~?」と、水槽に見入って一生懸命観察している子どもたち
こんな感じで、あっという間に5月最後の週末が終わりました。
来週から6月に突入します。いよいよ団体シーズンが始まりますね。
とりあえず明日は休館日、今日はぐっすり眠りたいと思いまーす!!
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